硫黄岳
2017年 07月 27日
2014年8月、ちはるが年中の時に保育園のお友達家族や保育園の先生約20人で
桜平~硫黄岳(泊)~天狗岳~唐沢鉱泉山行に行った。
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ちはるの本格山行デビュー戦で、団体で一番ちびっこであったことから、
それは精神的にしんどいものであったが、
この山行を皮切りにちはるはめきめき力をつけ、
4年たった今、もはやかあさんの手など必要としなくなった。
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そんな姉に刺激されてか、自分も天狗に登ると昨年から言い出した(今年度年中の)あおい。
3年前と同じ行程で、会社の後輩Mちゃんも誘い、華々しく本格山行デビューとなるかー!?
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2017年7月22日 快晴
3時起床
「4時半には桜平第2駐車場も満車」なんていう記録もあり、祈るように向かうと
6時10分、桜平第2はまだ余裕‼ よかった‼
6:45 出発
7:40 夏沢鉱泉 賑わってます、夏だもんね。
あおいは耳が寒いというので、てぬぐいでカバーしてあげると
昭和のお母ちゃんみたいになった。
今回、トレーニングのつもりで久しぶりに75Lザックを背負ってきたら、
肩甲骨と腰骨が砕けそう。
以前は重さなんて本当に関係なかったのに、そりゃああれから10年経てば
筋肉は落ち、白髪も若干見え隠れし、
ザックの重みも感じるようになるわ。
9:05 オーレン小屋
到着時間や出発時間の記録をするわたしを
自分も‼と真似する子供ら。
ちはるはちゃんと自分の鉛筆、消しゴムを持ってきて丁寧に書いていた。
オーレン小屋前の沢で、気を付けて‼と言ったとたん、
半身落ちたあおい。辛うじてずぶ濡れにならずによかったー❕
整備された歩きやすい道が続く。
なんとなく見えて来たかな
お花がたくさん咲いてましたね、お名前は存じませんが。
だんだん木が低くなって空が広くなってきたよ、
こんなふうに空にだんだん近づいていく感じがかあさんは大好きなんだよ。
でもまだもう少し登るんだよねー
稜線に出ると風が冷たくなり、一気に体が冷えた。
11:50 硫黄岳山頂 遠くで雷が聞こえる、これから天気が悪くなる?
ちはるは2度目、あおいはよくがんばったね!
ここから硫黄岳山荘までの道にこまくさが咲き乱れていた!
こんなにたくさんのこまくさを見るのは初めて? かわいいわ♡
12:20 硫黄岳山荘到着
生ビール‼ いっただっきまーす♪
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到着時点ではガラガラだった小屋が、17時を過ぎて
近畿日本ツーリストの名古屋と新宿発の団体さんが到着し、一気に大混雑。
みなさん雨に濡れて寒そうだった。
我々は濡れずに間に合ってよかったー
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消灯後もしゃべり続ける、山では非常識な輩がいて、
我々は3時起床の予定だが、そんなに早く起きる必要がなければ
まだ寝られないのは分からなくはないけど、早く寝ろ、
と思う反面、これだけ人がいれば山小屋ではこういうこともあるよな、
でもテント背負っては上がってこれないし…と考えながらいつの間にかオチた。
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7月23日 日曜日 曇り
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3:15起床、雨は降っていないものの、雲が厚い。
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3時半に子供らを起こし、意外にもすんなり起きて、もりもり牛飯とリゾットの朝食を食べる。
わたしも以前は何時だろうとガツガツ食べられたが、
年を取りこんなに早い時間には胃が受け付けなくなってしまった。
5:05出発
風が強く、寒い、こんな風の中、天狗にたどり着けるか。
赤岳見えた!
持参した防寒着をすべて着せたがあおいは寒い、寒いと訴える。
ガスが切れたら…
そうそう、これが見たかった!
天狗方面はバッチリ見えるけど、相変わらず風が強く、寒い。
風が強いのであおいはとうさんにサポートしてもらい、下っていく。
時々子供は吹き飛ばされるかと心配になるほどの風。
6:30 夏沢峠
雨がいつまた降ってくるかという心配もあり、風も強いことから、このまま下山することに。
天狗に登りにきたのに残念、という気はあおいにはサラサラなく
降りるとわかった途端、元気いっぱいピョンピョン降りて行った。
ビビりのあおいが慎重に橋を渡っているのが彼女の手を見ればよくわかるw
ちいがリーダーね、あおいはキャプテンね、とふたりで見えないトランシーバーで
交信しながら駆け下りていき、とても早くて追いつけない。
7:10 オーレン小屋
登山届にわたしの年齢を、かあさんに言われた通り27歳と書くあおい。
社会人2年目のMちゃんが「わたしとそんなに年、変わらないんですね」と
真顔で言うから笑えたw
果たして子供たちに27歳が通るのはあと何年かしら。
温泉に入って、SAで昼食をとっても昼チョイ過ぎには自宅に到着。
天狗には行けなかったけど、あおいが標高差850mを登り切ったことは大きな収穫。
次はどこに登れるかな、楽しみだね♪