1月初旬の連休に赤岩の頭からの硫黄~赤岳の稜線を見たくて
さっちー達と久しぶりの厳冬期のヤツにビビりながらも
挑戦したら
悪天候のため全く展望なく、心底ガッカリ。
同じシーズンに
同じ行程を行くなんて今まで考えたこともなかったが
硫黄から赤岳の、あの絶景を見に行ったのに
あんな真っ白で残念でしたね、で良い訳がない!!
さっちーに、もう一回挑戦しようよ!!と誘ったものの
キツかった記憶があるうちは無理、とフラれたので
一縷の望みにすがり、
昨晩秋、網笠~権現に行った会社の先輩Gさんに聞いてみた。
遊びに関しては一切手を抜かず、
ザックや小物コレクションは展示会が開ける程
バラエティーに溢れ
多趣味で休日だけでなく、平日も忙しいのに
快諾頂き、今回の山行が決定♡
2024年2月23日 激しく降雪
前回同様あずさ1号で茅野へ、
前回は北八ヶ岳ロープウェイ行のバスがすし詰めだったが
今回は美濃戸口行がすし詰め!
茅野駅で既にしっかり降雪しており、
チェーンを巻いたバスはえっちらおっちら美濃戸口へ
1時間程度かけてようやく到着
(八ヶ岳山荘の)中で準備していいよ、と
山荘の方のお言葉に甘えて
降りしきる雪の中、寒い外で準備している人たちもいる中
我々は温まりつつ、中で軽く食べ、ゲイターを付け
10時半出発。
雪は容赦なく降り積もり、
それでも全然寒くなく、
というかむしろ暑くて前回以上に汗をかく。
1時間歩いたところで、レインウエアの撥水機能が落ちたようで
腕の部分に積もった雪が内に浸みてきて
このままあと2時間、外から冷えたら困るな、と思っていたら
後半の2時間は水分のすくない雪質に変わったお陰で
冷えずに済んだ。
このレインウエアも早10弱年は着てるのかな、
撥水機能って回復するんかな。
Gさん、BSよしもとの東野登山隊を見付けて
平出さんたちとの赤岳山行を予習しており
あの豚汁、美味しそうだったね、とか
装備にかける費用が羨ましい、とか
八甲田山のラッセルがすごかった、とか
共有しながら3時間かけ赤岳鉱泉。
到着するなり、わたしは気が付かなったが
Gさんが右手と左足骨折したと思われる方を見たという、
アイスキャンディーから落ちたのか、
くわばら、くわばら、油断大敵!
大盛況の赤岳鉱泉で
先月は食堂を突っ切って階段を上った部屋、
今回は階段を下った部屋で
しかもあてがわられたのは押し入れ!!
ドラえもんか!と次女に帰宅後羨ましがられる?
お陰で頭を何度も打ちながらも
中で着替えられ
(1月は着替える必要もない程度だったが
今回は汗が冷えて寒くなるほど!
ボディシートと着替えを持ってきた自分を褒めてやろう)
食堂でよなよなエールで乾杯、
全身くまなく染み渡り、至福なひと時♡
前回
ステーキが美味しそうだったから今回は夕食付にしてのに
肉が売り切れたのかハンバーグとポトフ
網笠の時同様、ストーブの真横で暑いことこの上なく、
そのうえポトフの容器が
どこを触っても熱くて、食べ難いことこの上なし!!
3連休初日のこの日、テン場も小屋も大盛況、
食事も3巡あるとのことで案内されていたものの
我々の後はまだ席に空きがあり?
19時にはおやすみなさいZzzzz
2月24日土曜日 快晴
4:25 目が覚める、部屋のひとはまだ起きていない様子...
もう少ししたら起きよう、と思っていたら
隣のGさんがガサゴソし始めたのでラッキー
外に出てみると-8℃、もう明るい!
既に出発する人々で玄関はごった返しており
熱気でムンムン
そらそうだ、今日は絶対天気がいいんだから!
前回は6時出発ですら人はまばらだったのに、
まあ前回は昼から天気が良くなる予報だったから
我々が早すぎただけなんだけど!
自炊室は既に満席、暫く待って
網笠で最高に美味しかったシラス生ハムパスタを
再度オーダー
今回は温泉卵にトライしたものの、火が入りすぎて
ゆで卵になってしまった!
それでも黄身はすこ~しだけトロッとして
更に美味しく頂きました♡
起きてすぐに食べきれるかな、と
最初頭を過ったものの、美味しかったので
ペロッと完食
6:15 出発
先月は6時に出発した際、まだ暗くて
当然ヘッデンが必要で
(でもヘッデンの替えの電池を忘れてきたので
どうか、どうか電池が持ちます様に…と祈り続けた)
6:30くらいでようやく明るくなってきたのに
1ヵ月半経つとこんなにも明るくなるのが早くなるのかとびっくり!!
しっかりトレースついている!
キターーーーーー!!
1時間半で赤岩の頭
そう、これが見たかった!!
槍ヶ岳!!
赤岩の頭山頂
この稜線で風速:そよ風程度、これなら硫黄まで行けるかも、と
向かうことに!!
赤岩の頭から硫黄岳まで陽が当たっている箇所は
日差しが熱いが
北側に回り込み陽が当たらなくなると一気に冷える。
場所は部分的であったが
6本爪、ストックでは厳しい場所があり
アイゼンが効かなければ滑落必至、
これ以上これが続いたら…と不安になったが
風がないため、無事通過
硫黄岳
この高さから見る大同心、格別
赤岩の頭を見下ろす
赤岩の頭まで辿り着けたら万々歳、と
思って臨んだのに
今はそこを見下ろしているなんて!!
登りで自分の名前を一文字残したら
戻ってきてもまだ残っていたので
フルネームと
「リベンジできた」と追記♫
赤岳鉱泉に戻ってきて
Gさんが美味しそうなのを見付けた、と
ご馳走になる♡
緑茶と大福、最高の組み合わせ!
出発すると
こんな季節によく頑張ったね!
快晴 のち曇り
この後、予報よりも早めに曇り始める。
昨日の降雪で頭に毛が生えているW
12:10八ヶ岳山荘
茅野駅に戻るタクシーから
振り返ってみると
ヤツは厚い雲の中で何も見えず、
前回はあの中にいて何も見えず、
下りてきてから青い空に仰ぎ見たヤツ
完璧過ぎな山行、
吹雪の日もあれば、快晴の日もある、
山の神様、ありがとうございます!!
茅野駅に戻ってきて駅前のお蕎麦屋さんで反省会
釣りにスノボにスキーにディズニーに…と大忙しの中、
付き合ってくれて
パスタもおそばもご馳走してくれたGさん、
どうもありがとうございました!!
硫黄岳まで行けるなんて、想定外
リベンジ以上の山行で、悶々としていた心が晴れ
もう大満足♡
怪我無く無事に戻ってこられてよかった
帰宅後、即バドミントンにも行き
120%充実した連休となりました♫
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by santa31_07
| 2024-03-01 19:14
| 山
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